あぴすの雑記帳

某理系大学に通う自堕落大学生が日頃思っていることをあれこれ垂れ流すだけのほぼ自分用ブログです。

就職活動が終わった

先日いわゆる内々定をいただき、無事に就活を終えることができた。

ということでなんとなく何をやってきたのかの記録とか反省とか感想とか書こうかと思う。

 

 

開始から終了までの流れ

  • 2019年7~8月
    夏期インターンシップ
    申し込んだ企業5つぜーんぶ落ちた。
    何がダメだったのかと思ったけど、確実に一回も推敲せずに提出したESが悪いと思う。

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  • 2019年10~11月
    ハッカソンに出場した。
    ここで色んな方と名刺交換をしたりしたけど、コミュ障すぎて結局2社としか連絡取らなかった。
    ちなみにそのうち1社は特別選考とか言って1月くらいに選考があったけど落ちた。特別ってなんだ。説明会とかに参加してたのもこの頃だと思う。

  • 2019年12月~2020年1月
    インターンラッシュ。
    3社くらいの短期(3日とか)インターンに参加した。長期インターンも2社合格してて、片方は残念ながら行けなかったけれど2週間も時間取られるので長期インターンは行かない方がいいなぁって思いました。

  • 2020年2月
    ES提出ラッシュ。
    ESの内容とか全然考えてなかったし2月頭からESの内容は考えたほうがいい。結局ESを提出したのは7で、ES落ちは1社だけだった。インターンを断った会社だったのでまぁしゃーなしかなぁ。

  • 2020年3月
    ここが佳境だった。
    3月になると2日か3日に一回何かしらの就活イベントが発生していた。(面談、面接、説明会、SPIなどなど)

    3月は外資系の内定が出るので、一応このタイミングで内定をもらった。
    外資系は2月に終わっていることも多いので外資系を目指している人は1月くらいから真剣に考えたほうがいいかもしれない。あまり詳しくは知らないけど。

    …あと、一週間も旅行に行くのはマジでリスクがあるのでやめとけ。
    面接の日程が丸かぶりしてて、普通に死ぬかと思った。
    最高に楽しいけど。

  • 2020年4月
    3月後半からそうだったけれど、基本的にすべての面接がweb面接になった。
    面接をしたのはESが通った6社中5社で、特別選考に招待されたもう一社を含めて6社の面接を行った。
    (ちなみに特別選考はまた落とされた。特別ってなんだ)
    この内の1社から内々定の電話をもらったので就活終了。

 

費用

 あまり意識してなかったけど、交通費は普通に過ごしているより多くなった。
証明写真とかも意外と高かったりしたので、全体で見ると1万円はかからないくらいなんじゃないかなと思う。(ミスって証明写真を2回撮ったのが大半を占めているけれど)

まぁ東京にいればそんなに就活にお金はかからないなぁと思った。

 

利用したサービス

 これは声を大にして言いたいのだけれど、マイナビやらリクナビは一切使わなかったので登録しないほうがいい。

結局一通も有用なメール来なかったし、逆求人も一生わけわからん企業から一括送信メールが来るので役に立たない。

俺が利用してたのは以下の2つのサービス

 

  • 外資就活ドットコム
    外資就活なんてしねぇよ!って人が大半だろうけど、このサービスは普通に日系企業取り扱っているので、下手に外資系企業が登録されてないサービスより有能かもしれん。

    というか、俺はこのサービスの過去の通過したESを見るためだけに登録した。

    これがなかなか見やすくて最高。会社別に質問内容と実際の回答が掲載されていて、参考にさせてもらった。
    ウチのラボには先輩の就活資料が少ないので非常に役に立った。

    (来年就活の人はここから登録するとアマギフ1000円が6月に貰えます。)


    gaishishukatsu.com



  • Lab Base
    逆求人イベントに参加させてもらった。意外と大企業からも連絡が来るので他の逆求人より良いイメージ。
    まぁ結局役に立ったのかは微妙だけれど、色んな企業と繋がれたので良かったと言えば良かった。アマギフも貰えるしね。

    compass.labbase.jp



  • [番外編]LinkedIn
    逆求人のサービスは色々あるんだけれど、このサービスはガチの逆求人が来る。まぁそもそも逆求人に主眼を置いたサービスじゃない(ビジネス特化型SNS)ので、それはそうという感じか。
    俺が内定をもらった外資系もここからだし、クッソ大企業からも求人が来た。ただ、別に新卒に限ったツールではないので実績が無いとキツそうという印象。

    www.linkedin.com

 

この3つのサービスに共通しているのは「しっかりとメールの量を調整できる」ということ。マイナビだかリクナビだかはなんか知らんがメールやら電話やらが飛んでくる。

 

企業説明会

色々な企業に行けて楽しかった。就活に役に立ったかと言われると微妙なんだけれど、色んな会社の説明を聞いて「へぇ~こんな仕事があるんだぁ」となるのは単純に楽しい。

ただ、それを仕事にしたいと思えるかどうかは別で、そこがなかなか難しいと思う。

 

たまに説明会で質問コーナーがあるのだけれど、この質問コーナーでは具体的にどのような仕事があるのかを聞いておいた方が良いように思う。具体的な仕事のイメージがつかないと志望もクソも無いなぁとすべてが終わってから思ったりした。

 

あと、説明会に2回遅刻したけどあれは良くなかった。

完全にすっぽかした企業はESが通らなかったのですっぽかすのも良くない。

 

ES

ESは本当に困った。マジで何も書けなかった。2月になって「へぇ!こういうこと聞くんだ就活って!」みたいな状態なのはマジでキツかった。

今から就活の人はある程度メタった方がいいかもしれない。

 

 ESよく聞かれた質問は以下のような感じで、それぞれ非常に書くのがキツかった。

  • 志望動機
    そもそも「大企業に入りたい」くらいしか考えてない人間はここでつまずく。本気で志望動機がないのでふわふわしたことを書いたけれど、思いっきり「こういうモノを作りたい!」とか書いた方が印象いいかもしれない。

  • 希望職種
    マジで無い。働きたくない。言われればやるから雇ってくれ。これに関してはめちゃんこ困ったのだけれど、研究か今までの経験に絡めて話すことのできる職種を書くと面接で困らないので良い。
    こうやって希望職種を決めるのは良くないのかもしれない…

  • 強みと弱み
    面接で「弱み…無いですね」とか答えるハメになるのでちゃんと考えたほうがいい。強みなんて正直見つからなかったので「外資就活ドットコム」に載ってたものをパクった。

    弱みは無限に書けるけれど、面接でめちゃくちゃ深堀りされるので「それ弱みか…?ワンチャン強みじゃね…?」くらいのものにしなければいけないのが面倒くさい。
    逆に言うと強みを濃くしていけば弱みにたどり着くのでこっちは意外と書くのが楽だった。

  • 学生時代に頑張ったことガクチカって言うらしい)
    俺はハッカソンあったからいいけど無かったら研究しか書くことない…と思った。
    学部就職した人はホントにすごいと思う。マジで毎日怠惰に過ごしているので書くことがまるで無い。研究しかしてない。
    これからの人はなんかネタ作るのがいいと思う。
    なるほどそれで文系はカンボジアとかに行くのかぁってなった。

  • 研究内容
    これは楽勝。ただ、実は自分の研究は書いて無くて、研究室の研究の中でも理解と説明がしやすいものを選んで使った。同期と被らないように注意はしたけれど。
    説明がしやすい研究じゃないとガチで厳しいと思う。

  • 直面した困難と乗り越え方
    知らねぇよ…。困難に直面したら逃げるくらいしかしてないので研究で頑張ったことを書いておいたけど、たぶん相手が求めているものはそうじゃない気がする。
    そんな普段から困難に直面する機会ってあるんですかねぇ…?

 

 

面接

これがマジで苦手で、本当に志望動機が無いとどこも面接の感触が良くない。どこも似たような質問をされるので対策はできそうだけれど、結局そういうことをやらずに毎回面接でしくじっていた。

っていうか、コロナの影響でカンペ見つつ話せたのは良かったけど、あればバレたりするんだろうか?

  • 自己紹介
    まずは簡単に自己紹介って言われるけど、何分で話すのが正解なんだろうか?っていうか自分で話しててどのくらい時間が経ったのかとかわからん。
    大学と研究内容と普段どんな勉強しているのかくらいしか答えてないけれど、これが正解だったと信じたい。

  • 研究内容
    ESと同じことを話そう。一回ミスって違う研究の話して詰んだのでそういった粗相の無いようにすれば大丈夫だと思う。
    ここで話しやすい研究をESに書くのが大事だと思う。

  • 志望動機
    これに答えられないと詰むので考えたほうがいい。一回「考えてませんでした…」って言ったら落とされた。
    ESで書いたことをちょっと詳しくするだけで良いと思う。

  • 具体的にどのような仕事をしたいか?
    この質問でだいたい詰むんだけどみんな何を答えてるんだろうか。具体的な仕事って全然思いつかないんだけど。みんなOBとかにどんな仕事してるのかとか聞いたりするんだろうか。
    この質問されたら俺は絶対に「もうちょっと具体的に言ってよ」と言われるのでマジで具体的に考えたほうが良いと思う。

    インターンや説明会で先輩社員と座談会!みたいなことをしたときにこういうことを聞けば良かった。

  • 志望部門以外ならどんな仕事をしたい?
    これも聞かれると詰むので対策した方がいいなと思った。部門が全く違う商品名出したら微妙な顔されたのでやりたい仕事を2つ見つけておかなければならない。

    …ただ、志望理由すら書くのがしんどい人にはなかなか難しかった。

反省と感想

全体を通して思ったのが、興味を持つってことは重要だなぁということ。
志望理由すら考えずに面接に行って、企業の人には本当に申し訳ないことをしたなと思っている。

ただ、本気でやりたいことが見つからなかったのも事実で、なんとなく「説明会行きまくればやりたいこと見つかるでしょ」とか考えないほうがいいなと思った。

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普通に研究内容に沿った企業にESを出せばいいのだけれど、俺の場合は合致する企業がそう多くなかったのでこうなってしまったという側面もあるのかなと思う。

 

内々定を頂いた企業に関しては唯一行きたいなぁと思ってた企業なので、ESやら面接やらで結局上記のつらさはあまり感じなかった。

研究内容とも相性が良いし、何より雰囲気が良かった。

本当にここに落ちていたらどうなっていたのか想像もしたくない。

 

とりあえず無事に終わって良かった。もう二度とやりたくない。